『アルストロメリア』を社名にしたのには理由がある。

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みなさん、こんばんは!

基本的に創業日や法人設立日は特に意識しないSHOWです!

 

が、今回はちょっとした節目なので意識して振り返ってみようかと。
起業にまつわる物語の序章。

 

本日、12月1日は創業日。

 

2012年のこの日に創業した。前日の11月30日に最後のサラリーマン生活をやめた翌日。

 

元々、12月1日に創業するというのは決めていた。

 

我が父親の誕生日だ。その日は父親の46歳の誕生日であった。

 

9歳までは一緒に暮らしていたが、父親もサラリーマン気質ではなく
24歳で起業していたので、僕の幼少期から経営者であった為、
ほとんど家にいる事なく、仕事ばかりしているイメージだった。
だが、確実に面白そうだと感じていたので、社長業というのは一度はやってみようと、
一つの目標として20歳代前半の間に一度は起業するというのは中学生時代から決めていた。

 

そうなるとまず第一回目は24歳までにという事で動いていたが、
24歳になってすぐに結婚する事が決まっていたので、
結婚して新生活が始まるので起業の時期を半年ズラした。

 

基本的に全てに予定、計画をして、その上で最後は直感に頼り、
動いた先にある答えを見て修正していくスタンス。
ただ、自分の中には型やこだわりがあるので、数字や日付はこれだという日にする。

 

結婚記念日は5月5日
創業時の個人事業から株式会社へ
転換した法人設立日は7月7日

 

そして、この創業日は9歳以降一緒には暮らしていないが、その後も目標の1人である父親へのリスペクトの念もあり誕生日の12月1日にした。

 

基本的に風変わりな親子関係である為、事前に起業予定だとか、
嫁が妊娠してるなどの話は一切なく、起業した日や孫である息子や娘が生まれた日に、全て当日に『起業した』『産まれた』と常に『結果』だけを事後報告として
伝える事にしている。

 

そんな計画と予定調和と勢いで動いている僕はもちろん、名前にもこだわりがある。

 

なんとなくでは名づけない。
『名はその存在を示すものだ。ならば、それがもし【偽り】ならその存在も【偽り】という事なのかな?』
とは尊敬するギルバート・デュランダルの名台詞。


そんな訳で2003年頃から同名の企業が存在しないようにしようと、
独自の名前を与えよう。

その中でも俺は美しいモノが好きなので、自然界で一番美しいのは『花』






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花の名前はたくさんあるが、なぜこの『名』なのか。

 

咲いてる時も美しいが、枯れるその姿も悪くない。
花と聞いて悪いイメージは連想しないし、基本的にポジティブだ。
そして花には花言葉なる裏設定まで含める事ができる。

 

さらにア行から始まる名前で5文字以上。
発音した時の響きを聴いて、なんだろ?
文字で見て、どういう意味?
と思う言葉。だけど、知ってる人は知ってるという名前を探していた。

そんな時に思い出したのが『機動戦艦ナデシコ』

このロボットアニメでは主人公側の戦艦やロボットに『花』の名を冠し、
敵側の戦艦やロボットには『虫』の名を冠していた。

同じく『勇者王ガオガイガー』では登場人物の名前は皆、
動物の名が入っていたりと『自然界』に存在する生き物の名をモチーフにしていた。

 

企業である以上、永遠に続く事はない。
法人と言えどいずれ死ぬ。
むしろ、毎日数千、数万社が消えては産まれている。

誕生させる事も滅ぼす事も容易な法的な存在。
ただの器であり箱に過ぎない。

 

 

その箱に命があるかないかはそれを作る人間がどれだけ情熱も持って輪郭を作り、
そこに『ある』状態として存在感を出させるか。

 

実際、ペーパーカンパニーのようなゴースト企業は腐るほどある。
登記はされてるけど実体はなく、会社として活動していない。
あくまで銀行口座だけが動いているなど、マネーロンダリング用に
資金還流させる為の箱で、名前はあれど幽霊のような無色透明な存在。

 

これらと同じにならない。それでいて『投資会社』ではなく、
あくまで最初に立ち上げる会社は『事業会社』として存在させる事を決めていたので、この名前を聴いただけで創業者のこだわりが強い、
アクの強い、クセのある人間だと思わせる為の激しい名が必要だった。

 






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佐藤竜雄監督や米たにヨシトモ監督の
作品への細かなこだわりに惚れる。

 

中学生時代までは大のテレビゲーム好きでもあった中で、たまたまその数年前の
アニメ作品である『劇場版 機動戦艦ナデシコ』がロボットシミュレーションゲームの『スーパーロボット大戦R』というゲームボーイアドバンスのソフトに1つの作品として登場していた。

この『劇場版 機動戦艦ナデシコ』にはロボット名が設定としてあるだけで、
劇中では名乗ったり呼ばれたりしない。
なので劇中に登場するロボットの名前は設定資料集を読まないと知ることはない。

 

その中で月臣 元一朗という裏切り者が乗る機体があり、
劇中にほんの数秒しか登場しないロボットがある。
この機体の名が、実在する花の名前でもある『アルストロメリア』

いずれ『株式会社アルストロメリア』をつくると2003年時点で確定していたので、
同名の企業で存在しないかネットで定期的に検索していた。

 

少なくとも2010年頃までは存在していなかったが、その頃に他社が先に使用していた。先を越された。が、英語表記のスペルが違う。

 

本来は花の名前なので学名であると『alstroemeria』なのだが、
前述のロボット名のアルストロメリアの場合は『alstromeria』なのだ。

 

先に存在していた株式会社アルストロメリアは花の名前の
『alstroemeria』だったので問題なくドメインも取得できた。

 

最初は個人事業だったので、co.jpが取得できず、
alstroemeria.jpだったが、法人にしたと同時にalstroemeria.co.jpを
取得できたので、一安心したもの。

 

今では僕の経営する『株式会社アルストロメリア』とは別に2つほど存在するようだ。






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