起業する時に融資を受けるのに有利な手段!

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みなさん、こんにちは。

春休みなのか、学生が多い昼間のスターバックスで、
学生に混じって『ゆずシトラスティー』ベンティサイズを飲んでるSHOWです!

さて、今回はスモールビジネスの創業やベンチャービジネスの起業をする際に、
自己資金や友人や身内からの借入以外の主に金融機関からの融資を
引っ張りたい時にやっておくと良いマメ知識をご紹介ッ!


さぁてと、事業資金はどうやって調達すっかな。そうだ。公庫に行こう。


貯金も何もないけど、会社辞めてきたよ!
明日から何しよう!
レバレッジ効かせてドーンと設備投資して始めようか!

と事業を始めて独立開業したい時、大体の人はまず『日本政策金融公庫』に足を運びますね。

通称・公庫というのは政府系の金融機関であり、この国の新規創業を増やし、経済を回し、雇用を生む為にやる気のある起業家、創業者におカネを貸してくれます。

通常の民間の金融機関である、銀行や信用金庫、信用組合では実績のない、貯金のない、全くゼロの人にはおカネを貸しません。
貸すとすればそれは、もし返せなくなったとした時に取り上げる『担保』を用意した時だけです。
担保というのは不動産が一番身近ですね。






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金融機関にはいろんな種類がある。政府系?民間?ナニソレ。


金融機関としては

『おカネ返せなくなったら、その持ち家は競売にかけて売却してやるから覚悟しろよ!そうなったらお前はホームレスだぜ!ハッハー!』

という事で、貸した金が戻ってこない場合でもその家を売れば取り戻せるので、リスクなく貸せるという事で、担保とる融資だったら子供でもできるよねってやつです。

で、基本的には民間の金融機関から融資を受けるには、すでに事業を開始していて、売上も立ってきていて、しっかり利益もあって、融資しても、その利益の中から充分に返せる範囲だね!とわかりきってから貸してくれます。
それもプロパー融資という金融機関のリスクがある方法ではなく、
『信用保証協会』というこれまた政府系の団体があって、
この信用保証協会が借りた人が返せない場合は代わりに建て替えてくれるので
金融機関としては大変安心して貸付できる『保証協会付融資』です。



 


信用保証協会?聞いた事もないぜ。融資って借入だよね。怖くねソレ。


信用保証協会も国の機関なので、ある程度は起業家を応援してくれるスタンスなので、ガチガチのルールで縛って『絶対にオマエに貸さないからな!ふんっ!』という感じでもなく、ある程度本気度が見えれば基本的にはゴーを出して『保証しましょう!』となります。
上記の通り、政府系と民間があり、単純に国策として可能な限りは起業家を応援するスタンスと、民間の場合には利益が出る融資しかしないので、リスクが高い融資は絶対にしないと考えておけばいいですね。

民間の金融機関から『おカネ借りませんか?』と営業にくるぐらいに順調におカネが回っている会社になれば安心ですが、普通、事業は立ち上げてから軌道に乗せるまでが時間とおカネが必要であり、ある程度順調に回り始めると融資などせずとも稼いだおカネで運営できてしまいます。
これがよく言う『銀行は晴れた日に傘を貸し、雨の日に傘を取り上げる』と言われる所以でもあり、うまくいかなくなった場合には何としてでも回収しようと、担保の持ち家を売り払ってでも回収します。

これが借金は怖い。起業は怖い。とチャレンジャーを減らす要因になるポイントですね。
一般ピープルだとこの時点でビビり、借金はしないで起業しようと言う考えになります。

 




貯金もないし、カネ借りた事もないし。どうやって起業すれば良いんだよ?


通常であればサラリーマンなどで勤めて、貯金してその貯金で事業を立ち上げるのですが、
一般的な中小企業や零細企業に勤めるサラリーマンで1000万円や2000万円の貯金をするのに何年かかりますかね。

毎月10万円を貯めても年間で120万円。10年続けて1200万円。
どうでしょうか。
起業するまで10年間切り詰めた生活をして貯めないと日本は起業できないのでしょうか。
20歳代の若い内におカネのかかるビジネスを始めるのは大変ですね。
実際は生活環境の変化なんかもあり、出費も増えるでしょうから10年間毎月10万円貯金を維持するのも大変でしょう。

そんな事をしているより、ガツッと借入をして、そのおカネで事業を作って、儲けた利益でサクサク返済しちゃった方が早くないですか?と言うより、現実的じゃないですか?

だから、たいていの人は最低限の本気度を見せる為の『見せ金』を100〜300万円程度貯めたら、残りは融資に頼って設備を買ったり、人を雇ったりして、まずは経営を始めるんですね。

ここで大事なのは、じゃあいくらぐらいまで貸してくれるの?と言う事です。

創業者にヤサスィー日本政策金融公庫の国民生活事業という部門が入門編なのですが、
ここでは通常の店舗を持つような業態であれば1000万円ぐらいはサクッと貸してくれますね。2000万円は初回だとまぁ、難しいでしょう。

ただ、見せ金で最低でも1/10は口座預金で貯めておかねばダメです。
実績のない人に対して、どうやってその力を図るかと言えば『計画性』です。
貯金をコツコツして目標に向かって努力できる人という事を図る術が『貯金』という訳ですね。
どんなに良いアイデアを思いつく人でも貯金ゼロだと、最初のスタート地点に立たせてもらえないんです。

 



個人の生活費と比べ物にならないくらいに、事業費はおカネが飛んでゆく。


実際、いくら計画性がある人でもビジネスセンスがなくて、借りられたおカネを1年以内に溶かして無くす人もいます。むしろ、日本政策金融公庫で借りたおカネで始めた人はほとんどこの部類になってるでしょう。

そのぐらい経営というのはちゃんと考えないと
アッという間に数十万、
数百万円が飛んでいきます。

もし、サラリーマン時代の手取りが30万円ぐらいだったとして、
その金銭感覚でビジネスを始めていると、本当にビックリして、
うまく売上が立たなかった時にアワアワしてしまうぐらいに、
湯水の如く消えていきます。

本当にサラサラと止めどなく消えていきます。
この時の思考方法として
『あぁ〜給料数ヶ月ぶんが一瞬で・・・もう返せないよ』
というネガティブにならないように。
慣れていないとパニックになって灰のようになってしまう初心者経営者もいるでしょう。
まずは焦らずに現状を見つめる事です。何が出血の原因で、どこを止血すれば、あと何ヶ月は生きられるのか。それがわかれば逆算でき、何するかも決まります。

で、それでもリスクを取って、
スタートして本気でやっても、
テキトーにやっても、
うまくいく人といかない人がいるのも現実ですね。

そのような出来立てホヤホヤの会社にカネを貸すと返ってこない率の方が高いので、民間企業では安定するまで貸せないんですね。
担保があれば貸すよ。
保証協会が保証するなら貸すよ。
というのはそうゆう事です。

 



公庫も保証協会もオッケー出さなかった。もう俺オワコン?起業できないんすか?!


さて、ここでじゃあ、日本政策金融公庫も信用保証協会も貸してくれなかったら、
もう資金調達方法はないのか?
と言えば、そうでもなく、他にも手段は色々あるよと。

どうしたって、生活費と収入のバランスが悪く、貯金ができない人も数多くいます。その人たちがチャンスを逃してしまうのは社会的にも勿体ないですね。
これまで借金は悪だとして、全く個人で借りた事がない人や、クレジットカードは怖いとして現金生活だけしていた人だと、お金を借りて返してきたという履歴が存在しません。




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信用とは積み上げるもの。一長一短では行かない。
有限なる時間をかけなければならない。


これを『クレジットヒストリー』と言いますが、
これはその人がおカネに対してしっかりした人か否かを、
一目でわかるようになってる信用調査情報です。
CICと呼ばれる機関に問い合わせると、
個人個人のこれまでのおカネに関する履歴が露わになります。

これは自分だけでなく、金融機関なども問い合わせて見る事ができるので、
隠してもバレます。
なので、金融機関との話の中では嘘はつかないように。

基本的に何事も『信用』なので、嘘をつく、隠し事をするような人には大事なおカネは貸せないという事になります。

で、このおカネを借りるという中には、
自動車ローンや住宅ローン、クレジットカード、携帯電話端末の割賦払いなど、
結構普通に使っているものもあれば、
ちょっと特殊なものとしては、

カードローンやキャッシングを利用しているケースですね。

これらを使っていれば、それは使った事がない人よりは
信用情報として良くも悪くも残っています。

この履歴が、ちゃんと毎月返していて遅れもないという
良好な状態であれば、むしろ借りた事がない人より、
優秀な人としておカネを借りやすい状況を作れるんですね。




いざ、作ろうとしても時間がかかる信用。
ならばサラリーマンのうちからでも信用も合わせて貯めておけ。
貯金があろうが借りるんだ。必要なかろうが借りるんだ。


なので、必要がなくても敢えてカードローンなどは作っておいて、
敢えて借りて、返す作業を毎月毎月繰り返しておいた方がいいのです。

履歴を作るには絶対的に『時間』がかかります。
であれば、若いうちに早いうちから履歴を作った方が良いのです。
一度も借金した事ない人ほど、良いか悪いかわからない人はいません。

むしろこの人に貸す方が怖いわとなるのです。
借金はあくまで付き合い方です。
道具です。
手段です。

使い方を誤ったり、油断すれば、それはケガをするかもしれませんが、うまくコツを掴んでやれば、とっても快適に事を進める事が出来るようになる燃料なんですね。
事業では必ずおカネが必要になります。
極力おカネをかけない事業もたくさんありますが、それでは大きくなりません。
いつまでも社長一人の会社だったりして、いつまでも忙しいままですね。
賛否両論ある『融資』の引っ張り方についての基礎知識ですが、
知っている人はうまく活用している、
知らない人は苦労してそこで時間を奪われる。
社会とはこういうものなのです。




借金は怖くない。むしろ、無知であり、思考停止している事が怖いんだ。
キャッシュイズキング。カネは手元に多く置いておけば困ることはない。


なので、金融の知識も含めて、起業や創業をする前に調べてみましょう。
何よりまずはクレジットヒストリーを1日でも早くつくっておきましょう。
時間は取り戻せません。
若いうちから履歴を作っておいた方が有利です。

ただ、間違っても返済の遅れがないように。
それがあるといざ融資が必要な時に逆効果になりますので。




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