労働組合って今ドキどうなんでしょ?

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みなさん、こんばんは!

春の陽気に包まれているSHOWです。
花粉舞うこの季節、外を長時間歩いていると髪がバリバリにゴワついて嫌ですね!

ちょいとふと思い出したので、このテーマを記事にしてみようと思います。

『労働組合ってどうなの?』

 

今の若い人たちにとっては、大企業など有名企業なんかに行かないとあまり縁のない『労組(ろうそ)』
通常、労働組合ってやつですね。

 

よく賃上げ運動なんかを声高にやってたりするイメージがある方も多いかと思いますが、実際それって美味しいのレベルの認識しかない人も多いでしょう。

僕自身も以前、会社を立ち上げてたばかりの頃に電気設備工事業と広告代理業の2業種だったので、どちらかと言うと電気設備工事業は『建設業』に属し、建設業ってダンピングなんて言って、多重下請け構造になっていて『この建物を作ってくれ』と言う発注者がいて、それを『はい、かしこまりです!』と受注する元請けがいるんだけど、その元請けは基本的に何も作らず、下請けに回して、その下請けが今度は建物の箱を作る会社だったり、設備をつける会社だったりに細分化して仕事をさらに下請けに回して、その下請けはさらに別の企業に回してみたいな感じで、中抜きをして行くのが容易な構造なんですね。

建設業界は製造業と違って、基本的には職人が現地に行って物を作って完成させるのですが、中々危険な命がけ作業も多く、うっかりレベルで命を落とす事の多い業界です。

単純にガテン系と言えば、鳶職や大工職などが有名で、これらの職種は結構若手が多くて、どちらかと言えば元ヤンのように中卒だったりと義務教育を終えてすぐに働き始めて職人になる人が多いです。






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建設業界って意外に体力勝負じゃなかったりして、中に入ると面白いのよね。


逆に資格が必要になる電気やガス関係の設備周りの職種は高卒や高専卒が多かったりして、その上の現場監督職とかになると大卒で大手や中堅のゼネコンなどに努めていたりと、働き方も多様で、一つの建物を作るのに色々な人材が関わっているので、建設需要が増えて行くと、単純に経済的関係者が多いので経済環境が良くなりやすいんですね。

建設業が忙しくなると同時に、それらの建築材料を作る製造業も物を作るので忙しい、物を運ぶ物流業にも影響があって、現場で食事や衛生周りを担当する企業なんかも忙しくなります。

そんなんで、今は東京オリンピックに向けて首都圏は道路開発や建築物の開発、更新がドドーッときており、いろいろな職種の職人さんが足りない状況で、しかも危険で体力的にキツい仕事のイメージが先行して若手がおらず高齢化が進んでいる状況。

さらにはITなどのテクノロジーの導入も遅く、多くの企業が連なっている事からマネージメント面がうまく行かないだけで、時間的ロスも大きく、納期が大幅に遅れてしまう、間に合わせる為に人海戦術でどうにか回す=安全対策を後回しにする。など色々とヤバ目な感じなっているグレー、ブラックなところも多い業界です。






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労働組合って普段あまり気にしないけど、なんで存在してるのか。


で、肝心の労働組合ってなんの為にあるのってところで、建設業にも建設労働組合ってのがあります。

これは主に一人で個人事業主などとして経営というかやっている人たちが、怪我をしたり、上位の会社から圧力で低賃金で働かされていたり、契約社員やアルバイトみたいな扱いで社保未加入など、良い扱いを受けていない事業主を守る為に、個々の組合員が集まって作った組織なんですね。

要は一人の力は弱いけれど、みんなで力を合わせればガリバーとも戦える!意見を堂々と言えるぞというやつです。

まぁ、その他に団体になれば、交渉力もアップするので政治的に業界を優遇してもらう為に陳情に行ったり、デモ行動を起こしたりと色々と、一般人から見たら宗教的、謎な活動もあるのと、考え方としてどちらかというと経営者や資本家に対して労働者の立場を行使してネダるカタチで強引に所得を補償だったりしようと試みるので『皆、平等』が大前提の共産主義的な考えに寄っている部分も垣間見られるので、好き嫌いは分かれますね。

それとちゃんと事務局というサラリーマン気質の頭のキレる人もいるので、中卒で学歴がなくて、頭の良い上位会社に騙されたまま手が打てないような人たちにとっては助けになったり、企業に勤めていないと加入できない労災保険なども団体の力で入れたりと結構おトクな部分も多く、どこかで勤めていた職人が、自分で開業独立する時なんかは頼って、加入する空気感がある場所です。






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労働組合って、労働者的に何か得するの?


通常、企業内にある労働組合も同じようなもので経営陣に対して、ベースアップの交渉をしたりと労働者一人一人の労働環境を良くしようと動く組織で、この組織があるとブラック企業のようにボロ雑巾になるまでサービス残業で働かされる事もないのかなと。

企業内ではある意味、労働者の駆け込み寺で、労働環境が悪いとか違法性がある事を、チクリに行くならココって事です。

この労働組合がない場合には、労働基準監督署という全く別の行政機関に出向いて事情説明や内部告発をするんでしょうが、まぁ、チクった人の名前は会社にわかりますので、たとえ環境が改善されたとしても今まで通りに居続けるにはそれなりのタフな精神の持ち主じゃないと厳しいでしょうね。

経営者からすると労働者はいかに安く働いてもらえるかに苦心しています。
利益を最大化するには一番高いコストである人件費を下げたいのです。

サービス残業とは表向きには言えずとも、それっぽい空気感でフワッと文句言わずに残業代払わずに働いてくれる労働者が大好きなんですね。

なので、いちいち細かい条件に口出す、ましてやチクったりする労働者はサクッと辞めさせたいと考えている経営者が多いのも現実です。

夢を持って勤めようとしている企業が実はそんな考えでいたと思うと、新卒の学生なkんかにはショックが大きいかもしれませんが、夢から覚めて、夢は企業内で叶えるのではなく、自ら起業して理想の企業を作り上げて、その会社というビークルに乗って自己実現すれば良いのです。







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企業に対しておんぶに抱っこの精神はすぐに捨てろッ!
そんな腐ったマインドの奴は機会があれば、すぐに切り捨てられるッ!


これからの社会、大企業でも倒産する事は往々にしてあります。
海外展開を見据えていない、国内市場だけを見ている企業なんかは確実に内需は縮小するので業績は悪くなる可能性の方が高いので、給与アップは望めません。
ボーナスがでたらステキな企業です。
ベースアップが毎年あったらさらにステキな企業です。

ただ、余程業界的に伸びて行く傾向のある企業でない限りそれは永遠には続きません。
入社してから10年ぐらいは良かったとしても、その後にまさかの転落という事もあります。

僕の周りにいる大企業に就職した人でも実際にそうなってしまった人も多く、転職を余儀なくされた人もいます。
有能な人はまた次の会社からも引き合いがあるので良いのですが、ほとんどの一般ピープルは企業勤めの中で特段これと言ったスキルを身につけてこなかった人ばかりで、実際に会社から見放されると何もできないから困ってしまうのですね。

そんな中でも資格の勉強をしたり、スキルアップに精を出す人もいるけども、日本人はどこぞのなんとか協会がすぐに新しい資格を作って金儲けをするので、そのカモになって、資格マニアと化して、結果何もやらない情報弱者も多く、救いのない雰囲気もあったりします。







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就職面接受ける前にこれだけは読んでおけッ!!!


なので、仕事を探す時は、どうゆう人間になりたいかを予め目標設定しておかないと、

ただただボケーッと日々の生活費を稼ぎに行くだけでスキルが身につかずに、いざお払い箱になった時にハローワークに駆け込んで雇用保険をもらうだけの人で終わってしまいます。

この雇用保険の仕組みなんかもうまく利用すると中々のメシウマな感じで、結構楽しくやれるのですが、この部分だけでも長文ネタになるので、また別の機会に書きます。

という事で、僕が会社の就職面接に来る学生さんに渡しているバイブル

改訂版 金持ち父さん 貧乏父さん:アメリカの金持ちが教えてくれるお金の哲学

を読んでおくと人生の選択肢が増えるので是非、自分の身銭を切ってこの本を買って読んで見てください。

有名な本ですが、意外にも読んだ事のない日本人が多くて、この俯瞰して色々な生き方があるんだという事を知らないのは若者にとっては単純に損をします。

働くにしても、どう在りたいのか、何になりたいのかなどゴール設定を明確にしない限り、なんとなくで上手く行く事は今の時代ではまずありません。

めちゃくちゃ運が良ければあるかもしれませんが、それをアテにしているのは愚者ですね。







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人生一度きり。やる奴はやるし、やらない奴はやらない。
足を引っ張る奴や何も考えていない奴は放っておけ。無視。ムシ。


そんな事で労働組合ってのは、労働者側にとっては頼りになるかもしれないけど、それをアテにしっぱなしの労働者でいるといつまで経ってもレベルが上がらず、一生低賃金で縛られる生活になっちゃいますよという事をお伝えしました!

若者よ、大志を抱いて、やりたい事を全力でやりましょう!
つまらない事を無理にやり続ける生活は時間のムダです!
100回ぐらい敢えて失敗経験を積んでから、お利口になっても遅くはないので、
まずはバカになり切って、いろんな世界、この国のシステムを知って体験しましょう!

それでは、また次回ッ!








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