そしてついに、これから電流流しますよーピッと音がなるとその間、1秒間ぐらいチクっと痛みますが、
個人差があるので痛くて耐えられない場合は言ってくださいと説明されてからカーレントッ!
ピーッ!
グフッ!!?
あぁ、こんなものか、普段献血ルームに通っている身としては、このぐらいのチク感は慣れている。
血液の予備検査的な採取を行う時の採血針を刺すぐらいの痛みである。
ただ、これが連発となると結構な連続波状攻撃だ。
採血は一回だが、このニードル脱毛は倒すべきヒゲが
確認できる限りそいつらを滅殺するまで何回このピッ体験をするのかと考えただけで、
おそらくこの初回キャンペーンを最後に二度と来なくなる男性も多いのでは思う。
泣いてるんじゃないよ、これは心の汗なの。
女性はよく痛みに強くできていると聞く事がある。
生理痛やら、陣痛やらと出産に伴う痛みに
耐えられるボディに生まれつきなっているのだろうが、基本的に男性は大人になってから普段、
喧嘩でもしない限り、自らの血液を見る事もほとんどなくなるし、
ましては毎月決まった痛みを経験する事など格闘技でもやっていなければ皆無だ。
女性ってスゲェわーマジで神だわ。ゴッドだわ。
と、そんな事をアイマスクで目隠しされながら施術をされていたら、
あっという間に150本程の脱毛処理が終わっていた。
時間にして30分かからない程度。その後、アイシングで冷却ジェル塗ったり、保冷剤で徹底的に施術箇所を冷やす。
要は火傷と同じような状態らしく、ちゃんと冷やさないと腫れてしまったり、毛穴が炎症を起こしてしまうという話だ。
さて、実際150本ぐらいじゃ、そんなに変化を感じられない。
毛ってのは本当1000本とかゴッソリやらないと、
そのエリアが綺麗さっぱりという風に見えない。
で、ここからが本題だ。
どうやら、この男性スタッフ的にはこのキャンペーン体験だけで終わらせたくないらしい。
この初回体験で気に入ればそのまま、コース契約を結んだらどうだ?と言わんばかりなのだが、
さぁ、実際脱毛ってのはいくらするんですかね?と料金体系がまるでわからない。
単純な話、ニードル脱毛は高い。1本永久脱毛するのに1撃で済むが、1撃108円(税込)という事のようだ。
そして、この手のサロン系はどこもそうだが、前金でドーンと何本分と契約してカネを先払いしておくシステム。
その代わり、まとめ買いした方がボリュームディスカウントが効くので、
1撃108円(税込)のところが、5,000本だと1撃67円(税込)ぐらいなるというので
『お得だからまとめて買いなよ、余った分は最後に手数料10%差し引いた90%を現金で戻せるから』
という謎の理論の売り文句。
いやいや、だったら必要最低限で良いと思うけど、そのあたり合理的に説明できる?笑
さらに、色々と小賢しい料金設定もある。
まずは入会金や初回事務手数料。これらで16,200円。