みなさん、こんばんは。
SHOWです!
今回は『地方移住』について考えるの巻です。
- 移住って何?
昨今、地方創生という言葉や地方活性化など、やけに地方ワードが飛び交っていますよね。
そんな中で各地方自治体は人口減少に歯止めをかけるべく、様々な施策を打って、移住者を呼び込もうと躍起になっています。
『知らないと損する全国自治体支援制度8496』(2016年版)
わかりますか?
全国で8496個もの支援策を用意していて、移住者をカネで釣ろうとしているのです。
もともと、地方には財源がありませんね、なので一市町村でそんなに多くの補助金など用意できるはずもないのですが、近年、国による地方創生交付金なるものが全国で1000億円も用意されているので、それを使って各自治体は若者を呼び込もうと慣れもしない制度を作っているんですね。
- 移住って楽しいの?
その中でも、多いのはやはり若い夫婦でさらに子供まで連れてきてくれる世帯には手厚いですね。
首都圏や都市部では子供を保育園に預けたくても預けられない『待機児童』問題も起きていますが、地方ではそんな事はなく、子供がいなさ過ぎて小学校が閉鎖、合併しているぐらいなので、公営の保育園などもガラ空きです。
- 地方って不便だよね?
首都圏で疲れている家庭だったりするなら意外にスローライフができて夫婦仲が良くなるかもしれません。
地方は何と言っても都会のようにチェーン店も何もない場所は多いです。
一部の地方都市では首都圏とほとんど変わらない街並みになっており、不便を感じる事もまずありません。
特に鉄道が走っているところであっても、基本的にはクルマ社会なので電車に乗る事も少ないでしょう。
基本はドアツードアの生活が始まるので、都会に住んでいるよりも歩かなくなる事必須です。
満員電車に乗る事もなく、車で好きな音楽を聴きながら一人の時間を楽しむ事もでき、通勤時間すらプライベートタイムとして満喫できるのです。
- 地方って家賃が安かったりするの?
まあ、この辺りは需要と供給バランスや土地の価格だったりするのですが、基本的には首都圏よりは安いです。
それなりに広くて駐車場もあるアパートやマンションでも2万円ぐらいからあります。
地方都市部だと普通に6万円ぐらいからになるので、東京の西部にも見かけるような価格であまりおトク感はないですね。
正直、地方に来て家賃5万円以上払うなら中古の物件を買った方がリノベーションしたり色々と使い勝手も良いのではないかと。
逆にど田舎に行くとそもそもアパートなどが存在せず、新築を立てるか、空き家を借りるか買うかぐらいしかありません。
- 地方の魅力は?
これはもう、土地の広さからくる開放感でしょう。
人口密度が低いのでもう色々なモノが大きく広いですよ。
子育てするなら間違いなく地方都市あたりの方が楽チン。
さらに地方の自治体は子供を大事にしてくれるので、子供の医療費も高校卒業までずっと無料だったりするのが普通だったり。
場所によっては子供一人出産する毎に50万円〜100万円のお祝い金がもらえたりと、まさに子供は希望と言わんばかりに大事にします。
地域に子供の姿があまりないので大人たちも皆で育てようという意識がありますね。
なので、都会のように夫婦二人で気合で育てるみたいな雰囲気ではないので、どんどん子供を作ろうという気にすらなります。
都会と違い、夜のエンタメも少ないので、サラリーマンなんかは仕事が終われば真っ直ぐ家族の元に帰ります。
そうすると夜が長いので、やる事と言えばテレビ見るかイチャイチャするかぐらいしかないんですね。
仕事だけが人生じゃないよという価値観は地方だと普通です。
趣味人が多いのも地方ではないでしょうか。
地方では住宅にカネがかからないので、趣味にカネをかける人が多く、アウトドアスポーツやレジャーなどに使う道具などを豊富に持ってる人をよく見かけます。
しっかり遊んで、しっかり働いて、しっかり子育てもしているので、ストレスフリーな生活をしています。
可処分所得は都会に比べて少ないですが、そもそも生活にかかる最低ラインの費用が少ない上に、住宅も安いのでローンの額も少ないと実際に使えるカネは多かったりしますね。
実家が農家だったりすると米と野菜はただみたいに手に入るので、なんでも買わなきゃならない都会に比べると感覚がだいぶ違います。
- 地方はカネが全てじゃない。
ある意味、地方でガッツリ稼いだら最強なんじゃないかと思いますが、実際に稼いでいる人はほとんど社会貢献活動の為に使っています。
贅沢するような成金は少ないですね、稼いだら地域社会に還元する意識があって、アメリカなど海外の富裕層みたいですよ。
人が困っていたら助ける、人を笑顔にする為に働いて稼いでいる。と言った感覚なのでしょうか。
地方ではカネはステータスになりません。
信用が全てですね。困った時に助けてもらえるかどうかはココで決まるのでしょう。
その為にはカネを持っているからと一人で贅沢して周りとコミュニケーション取らないといざという時に助けてもらえないかもしれません。
地域の人柄によっては助けてくれるかもしれませんが、そもそもそのような状況になる人はプライドが高かったりするので、助けてくれとも言えないのでしょうが。
- 地方は面白いの?
これはもう、自分で楽しもうとするかどうかだけですね。
少なくとも自由に楽しく生きている人は多いので、そのような人と関わっていけば面白い人たちの輪に入って、どんどん自分のやりたいことをやって充実感ある生活ができるでしょう。
逆に受け身の人で、自分からは何もやらない、動かない人にとっては、ただのんびりした時間が流れるだけの刺激のない生活になるので、都会で家に籠もっているのと変わらないので面白いかどうかはわかりません。
コミュニケーション能力が低い人だと、最初は苦労するかもしれません。
近所の人が世話好きだったら、かなり干渉してきますので無理やりコミュニケーションが取ることになって、意外に良い方向に進むかもしれませんが、干渉される事が嫌な人にとってはその状況は地獄でしょう。
以上の事から、移住についてはお試しでやってみる事をオススメします。
まずは二地域居住から始めるとか週末だけ行くとかして、泊まってみるのが確実です。
昼間の姿と夜はまた違う印象もあるでしょう。
パッと見の印象だけでここに定住しようなどという血迷った事はしないように。
- 移住情報をまとめたサイトってあるの?
地方移住の情報を集めるなら、色々なサイトがありますが、首都圏に住んでいるならアナログですが『認定NPO法人 ふるさと回帰支援センター』に足を運んで相談するのが良いでしょう。
そこまでは面倒という方にはネットで情報を集める必要がありますが、如何せん横串で一元的に網羅されているサイトはないので『ニッポン移住・交流ナビ JOIN』で少し情報を集めるのも良し、移住関連イベントに参加して雰囲気を掴むのもアリ。
移住体験者や上手くやってる人の記事を見たいなら『ココロココ』で地方に住む人たちのインタビュー記事を読んで、移住のリアルを知るのも良いでしょう。ただ、こちらはキレイな感じなので、ちょっと特殊だったり、フットワークの軽い人だから成功しているケースだったりするので、一般の人からすると『この人は特別、私には無理』感が出て気持ちが引けてしまうかもですね。
あとは類似だと『移住ナビ』も自治体紹介の記事があるのでイメージは掴めますが、どうしても自治体を美化しようとしてしまうので、行ってみないとわからないなとなります。
そして、最後は僕がやってるスタートアップベンチャーである株式会社アルストロメリアが運営する『IJIIJU(イジイジュ=easy移住)』で、基本的に東日本の情報に特化した移住支援ポータルサイトで、イジイジュマップと呼ばれる見やすいポップな東日本のマップでざっくりとその自治体の雰囲気情報をサクッと読めるスタイルが特徴です。
まだまだベータ版として情報量は少ないですが、今後はユーザー登録して頂いた方にメルマガやLINE@にてニーズにあった自治体と移住者向け施策を紹介し、オンライン上で移住を完了できるサービスにしていきますのでご期待くださいね!
他にもまだまだありますので、SHOWのエンタメ地方移住譚のメニュー項目に一覧的に網羅しておきますので、そちらのリンクから飛んでアクセスしてみてください。
各自治体ごとに移住ポータルなどを作ってしまっていたりして、ユーザー視点はまるっきり抜けているので、わかりづらく困ってしまうものがほとんどです。
地方自治体というのは、それぐらい自分本位で移住者の事を本気で考えていないのだな。と知る良い機会、判断材料になるのではないでしょうか。
それでは、今後も移住分野について定期的に情報を発信していきますので、もしよろしければ『SHOWのエンタメ地方移住譚メルマガ』への登録も宜しくお願い致しますね!
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移住についての相談や質問などもお答えします。
それではまたお会いしましょうッ!!