こんばんは。
夜遊びはほぼしない、飲み歩きもしないゆとり世代のSHOWです!
さて、夜の世界と言えば、飲食業界から風俗業界など様々ですが、
昨今飲食店で働く人が減っている、というより働きたがらない人が増えているようですね。
要は飲食業界に人気がない、過酷な労働環境、低賃金という事なのでしょうか。
そんな夜の業界の中でも特殊なのがやはりキャバクラやスナック、
ヘルスなどの娯楽、接待、風俗に関わるナイトワーク。
このあたりは常々、求人に対して一定の応募があって働く人が多いです。
単純に夜の世界、特に『女性』である事を売りにしている業界は単純に報酬が高い、
働く時間や勤務日数の自由度が高いなど、魅力が多いから働きたがる
女のコがいる訳ですよね。
結構、面白い業界というか、その環境って一般的な企業であったら
完全に労働基準法に引っかかるし、むしろ税務署や労働基準監督署に
突かれたら終わるな。とか特殊で謎めく雰囲気のある
キャバクラというナイトワークで例をあげてみよう。
キャバクラで働く女性は基本的に美女が多い。
要は容姿淡麗故に、女のコである事と美しい事に価値がある。
さらにトークスキルや場を盛り上げる、話を聞いて癒すなど接客業としての
価値もある中で、他の一般的サービスと大きく違う部分がある。
それは価格だ。
キャバクラは男にとってのディズニーランドか。
飲食業界でも何でも当然販売価格に対して、仕入れ価格の原価があるが、
この原価率は通常の飲食業だとフードメニューで30%、
ドリンクメニューで10〜20%だろう。
そんな中、キャバクラとなるとドン・キホーテで買えば
1000円しないボトル焼酎も数千円〜1万円になるし、
グラス一杯のドリンクもだいたい3000円ぐらい。
シャンパンになると数万円から数十万円までキリがない高みへ行く。笑
キャバ嬢たちはこのシャンパンを頼む事で一気に喜んでくれるので、
その場の盛り上げりを感じたくて無理して頼んでしまう男性続出のトラップでもある。
お酒を呑むという目的であれば、まずこのような価格の店に入る事は当然ない。
日常で出会う事、接する事、話をする事のない美女と会話をしながら酔いたい、
友人と言ってパーリーナイトを楽しみたい、
クライアントと行って接待で喜ばせたいなど様々だが、
通常の飲食店で飲み会をやるレベルでは済まない金額になる事は間違いない。
さて、ここから本題。
ではこのような容姿端麗な美女はなぜ高収入を得られるのか。
それは単純に客が支払う金額が高いからであり、
盛りに盛られたボトルなどの水増し分の金額がキャバクラ店を
経由して女のコに行くからだと想像はつくだろう。
これが現役世代の男性を相手にする女性の職場のリアルであり、
同じように人を癒すような職種である保育や介護関連では
あり得ないぐらいの収入を得られる理由だよね。
要するに自分で稼いで、そのカネを自分の為に使える世代の男性は
相手をしてくれる女性に対して高額なカネを支払えるし
支払う価値があると思って行く。
さらに言えば、富裕層とはまた違う、一部の成功者や成金的な若者は
一夜にして数十万〜数百万を豪快に散財してくれる。
同じ『男性』の相手をする職業でも報酬が全然違う世界。
このようなたまにボーナスステージがあるのも、
ギャンブル的に報酬を引き上げる要素の一つとなっているし、
そこにやりがいを感じて、頑張れば頑張った分だけ収入が上がる
夢のある職業でもある。
逆に保育や介護は自分で稼がない世代を相手にする職種であって、
基本的には保育や介護は国や行政からの補填金ありきで賄われているので、
それ以上の収益を出せない業態でもある。
独自の高付加サービスを盛り込んだりしていなければまず、
そこでの働き手である女性に対して多くの報酬を支払う事ができない。
さて、同じ女性の職業の中で、このナイトワークの業界は別世界で、
女性としての雰囲気も全く逆ベクトルの質を持っている。
(保育や介護も現在では男性も多くなっているが元々女性的なイメージの強い
業界という意味で。偏見や男女・職業差別はないが俺個人としては今でも『癒しの力』があるのは女性だと思っている。)
そんな中、キャバクラで働くキャバ嬢は一体どんな環境で生活しているのか、
その実態を知りたくて仲の良いキャバ嬢に色々と聞いてみたり、
若かりし頃に元キャバ嬢とつき合った時に裏側を教えてもらったが、
これがもうブラックの極みみたいなもので衝撃だった。
ある意味では高収入になる可能性や夢を秘めているが、
下手するとそんなに高収入にならなくなってしまうでしょソレ。
とキャバクラ店の凄まじい鬼ルールがある。
ペナルティーって日常ではあまり使わない言葉だよな。笑
確かに高収入を得る為にはそこそこの苦労が必要になるのはあるとしても、そんな苦労とは違う方向性のルールいわゆる『ペナルティー』という概念には驚いた。
通常、一般業界では従業員に対してペナルティーという制度やルールは適用できない。
例え会社のモノを業務中に意図せず壊してしまおうが、
弁償しろという事は労働基準法でNGになっており、
就業規則に書いてあっても無効である。
これは俺自身が19歳の時に過酷業務で過労の中に車を運転中に追突事故を起こして、会社の車と相手の車の修理費がおよそ100万円発生した時の経験からも言える。
詳しくは下記の記事で書いている。
労働基準監督署や弁護士を信じ過ぎるな!彼らは盲信する程『力』はない件。
ざっくり紹介すると少し話は逸れるが、
この時勤めていた会社は任意保険を19歳の俺が乗って
適用される契約にしていなかった。
その為、事故を起こしても任意保険が適用できず、まさかの事態で会社が払うか、俺が払うかという話に急展開。
しかも、その事故を起こしたのが会社を辞めるその最終日であったので余計に揉めた。
最後の給与についても話が解決するまで支払いを保留されたままとなったが、
よくよく考えればどんな状況においても従業員というのは、
給与締め日から30日以内給与をもらえる権利があるので、
それを行使して労基に行くぞという話を元にとりあえず最後の給与は
予定通りもらったのだが、その時にこちらの落ち度としてペナルティー
ならぬ弁償費の上限として、総支給額の10%だろうとこちらから提案。
それにより最終月の報酬が30万円だったので3万円を手渡して手切りした。
故にペナルティーを従業員から取って良い金額には常識的な観点からも上限がある事を理解した上で、ここから先を読み進めるとその激しさが伝わろう。