興醒めする時のあの瞬間をもう一度。
もう、ちょっとセレブ気取りの女のコと一緒に食事に行った時に、店員さんに横柄な態度して、
『もっと酸味の薄いワインないの?』
とか偉そうに言い出して、
『おいおい俺まで横柄な客だと思われるだろうが、やめろ。
もっと気品も持て。別に客だからえらい訳じゃ無い、
作って持ってきてくれるんだから感謝の心を嘘でもイイから出せよ。』
と言いたくなるのと同じような気分である。
ボルボ V70の幅は一般的なタワー式パーキングでは収まらないから扱いづらい。
地方で土地が余っている所を走らせるには問題ないだろう。
まぁ、そもそも土地が広大なスウェーデンの車なのだから車格を大きくするのは時代背景から言っても当然か。
途中からスウェーデンの会社でもなくなってる訳だし、アメリカのフォードが買収してたり、
今では中国に買収されてて、もう身売りし過ぎだろ!笑ってぐらいにデザインも変わって言った。
付き合う男が変われば、その女の見た目も変わるってのによく似ている。誰と付き合うか。どこに買収されるかは重要。
だから俺は派手さはないが品があり、オトナのダンディーさを醸し出す第二世代のボルボ V70を選択したが、特に問題はなかった。
本質を見極め、価値を見定めよ。
むしろ、88,000円の愛車ボルボV70を見て
『高級車じゃないですか、外車じゃないですか、若いのにすごいですね!』
って言ってくる人に対して、
『いやいや僕の背中のリュックに入ってるMacBook Airの方がよっぽど高価なんですよ。笑
あなたのiPhone Xよりも安いですから、高級でもなんでもないですね。ヤフオク最高です。』
って返すのがポリシー。
見栄も何もないので、ただただ面白くて本質的にイイモノを合理的に安い妥当な価格で買い物したいだけ。
カネ持ちに見られて得する事って無いですからね、タカってくるゴミ風情が増えるだけなので、
軽トラで走ってる時が一番、俗物が寄ってこなくて気持ち良かったりするので、
引き続き『軽トラ・サンバー』も愛用しますけど。
昔から感じるのは他人というのは、持ち物でそのステータスを判断しやすい。
要は雰囲気。実際にはレンタルブランド品で身を固めてるかもしれないのに。
見た目に騙される事なかれ。それは雰囲気に過ぎない。
物事の本質を見極めるには車や服や時計やバックやネクタイがブランド品かどうかはまた別の話。
ボルボであろうと、知らない人からすればただのシンプルデザインの車。
『この赤良い色ですね、カローラですか?』
って聞いてもらいたい。
その人は間違いなく色眼鏡で僕を見ないだろう。笑
助手席に座って言ってもらいたい。
『最近のカローラは本革シートなんですね!』と。
そう、僕にとってはカローラでも安心の足回りやエンジン性能など満足度が最低ラインを達しているのならば、
別に問題ない。車として安全に効率的に快適に楽しく僕を目的地まで最速で運んでくれるのならば良いのだから。