こんばんは!
1月末から巷を騒がしてお茶の間の話題をさらってくれたコインチェックの580億円分のNEM流出騒動から1ヶ月半。
事件発生の最初の記者会見の時から『ちゃんと自己資金で補償するよ。』って言ってたから、気長に待ってればいつか返ってくるだろうと
NEMの帰りを信じて待っていたらついに3月12日夜に『格安レート』にて『強制売却』という末路のもと、NEMではなくちゃんと日本円になって帰ってきたSHOWです!
1ヶ月半ぶりの我がNEMとの再会を心待ちにしていたのに勝手に日本円にしやがってみたいな気分ですね。
ま、盗まれてもう存在してないのを現在の格安レート換算で返金してくれるだけマシですよ、優良企業ですコインチェック。
ちゃんとみんな感謝するんだぜ!普通補償とかされないからね。
そのぐらいの規模感よ、580億円手持ちないからメンゴ!で倒産されるよりマシという。
もうね、金融庁がこの1ヶ月半頑張っちゃったおかげで、他の国内の取引所を運営する会社たちも見事にしょっぴかれまくって、営業停止処分まで食らってるところも出てきたりと、コインチェック騒動は仮想通貨業界を清く正しく全うに、粛正してくれた感じで逆にこれからより安心安全になっちゃう感じで、むしろ今起きて良かったんでないのと。
ライブドア騒動を思い出す。当時はITって怪しいよね。やっぱ怪しかったんだね。虚構だったんだね。笑という雰囲気になってたけど、
コインチェック騒動は、暗号通貨、仮想通貨って怪しいよね。やっぱ怪しかったんだね。虚構だったんだね。ざまぁみたいな感じで、
もはや全くノーマークだった人ですら仮想通貨という言葉の響きとNEMのロゴマークが頭の中にイメージとして焼きつくぐらいに覚えたでしょ。
12年前のライブドア騒動の時だって、もうライブドアのロゴマークを何回も見たから、目をつぶってもロゴマーク描けるぐらいだったよな。
で、本題としてはホットウォレットだのコールドウォレットだのと技術的な不手際があった事はわかるが、
何より急激な取引量拡大に会社の成長が追いついてなくて管理できなくなった感があって、
もうね、流行り始めたらテキトーに事業に手を出しても、黙ってても客が寄ってきて口座開設してくれる状態という
まさに2000年代中盤の流れとソックリでとても楽しい年明けでしたね。
年明け早々、はれのひの振袖がレンタルできないとかキャッチーな話題から始まり、
その熱が冷めやらぬウチにさらに強烈でスパイシーな話題を吹っ掛けてくるとはやるじゃないかコインチェック。
ちゃんと覚えててあげてー!
もう、はれのひの社長が逃げ回ってきて戻ってきた頃には世間の注目はNEM返せって感じでヒートアップしてるしで、
はれのひの社長もちょっと拍子抜けだったろうに。
もっと構ってやれよ、せっかくこんなクソみたいなタイミングで今更謝罪会見してるんだからとコッソリ思っていた。笑
そんな舞台裏ではあの『てるみクラブ』の女社長もしっかり『資産隠し』しながら自己破産して豪遊しようとしてるしで、
もう日本ってとっても平和なんだから〜♬と、良い国作ろうって昔の人はよく言ったものです。
はれのひの社長がちょっと可愛く見えるぐらいの段違いの強さで
てるみクラブの計画倒産ぶりが今更露呈する形になってて、
損害額からするともはや
『コインチェック』天帝最強。
『てるみクラブ』暴君ナイスファイ。
『はれのひ』赤子もっとガンバ。
という感じで、
その中でもコインチェックはイマドキなミーハー感が
あって20代社長っていうのもキャッチーだしで楽しかったよね。
てるみクラブは腹黒い感が社長殿の顔から滲み出てたから
破産時に確実に資産隠してるんだろうなーと考えたけど、
管財人にバレちゃってるあたり、ちょっとドジっ子だった。
はれのひはよくいる中小企業社長ですっていうオヤジ顔社長で、
マジですっからかんで最後の最後まで頑張ったんだろうなーでも
高飛びできずに一応最後は男として謝りにきたけど、
その時にはもう誰も興味ねえよという感じで、あーぁ、お疲れチャーン。
というノリで逆にせつなくなったね。
NEMがいつ返ってくるんだ!?と足元そわそわしていた人もそうでない人も、金融庁がガチで動き出したあたりから、
もう当局が動き出した時点でちょっと次元の違う『事件』になったもんね。
他の仮想通貨業者も軒並みそわそわして、ユーザーにガンガン、メール入れてきて
『ウチのシステムはどこぞの流出した会社と違って安全よ!』と自慢げにユーザーに安心感を与えようとしてくる2月。
そんな自信満々な会社ですら金融庁から軒並み『業務改善命令』食らってたりする3月。
おいおい、2月の『安心フェア』はどうなったんよ。笑
10億、100億が払えなくて倒産して雲隠れしてる社長もいる中で、
580億盗まれても、ごめんちゃい、まぁ返すから許せや。で済む事もある。
起業する中で、事業領域、業界選択って重要ですね。
でも、コインチェックってアプリは超絶に使いやすかったし見やすかったと思うよ。インターフェースがシンプルで良かった。
国内では取り扱ってるアルトコインの種類も多かったし、出川哲朗氏のCMもユーモラスだったから、
単純に今回の事件がなければ、みなし登録業者だった事をわかった上でも自然と使っちゃうだろうな。
月間の取引高が『1兆』を越えれば10%の売買手数料を取ったとしても
月間1000億円の粗利でしょ。
同じ10%の手数料を取ってるフリマアプリ『メルカリ』もびっくりの数値ですな。
多くのユーザーを抱えるメルカリで、月間のユーザー売買取引額が100億とか超えてても、全然規模が違う。
全然現実味がないけど、取扱高が圧倒的にデカいとこうなるのか。