運転がヘタとか自信がないとかではなく、思い切り力がない。ここまで来たら後戻りはできない。
ええぃ!もう進むしかないのならやってしまえ!どうにでもなれぃ!
という勢いが若者であるからこそ必要だったり、許される失敗もあるのですが、
その特権を使わずに人生終了するビクビク怯えた人間が多いのです。
だからこそ、僕はインターンシップに来た学生は勿論、日本社会に生きて疲れ切った人に出会った時、
人生を楽しいと思わず何と無く生かされてるから生きてますという人からの相談に対しては
『生きる力、考える力、楽しむ力』を伝授する事にしています。
仕事のやり方や、知識の詰め込みはいつでもできます。
義務教育の中でやって来た事をただ単に社会に出て同じ事をやれば、
とりあえずアルバイトでも低賃金派遣社員、ブラック企業社員にでもなれるでしょう。
重要なのは何を選ぶか、自分で選ぶ為に必要な判断基準や己の中の指標・芯を作らねば始まりません。
これがないから迷うのです。迷いがなくなれば生きる事で苦しみは皆無でしょう。
毎日が楽しい。エブリデイロープライス!とはSEIYUのキャッチコピーですが、カネがなかろうと友達が少なかろうと楽しめます。
周囲の人間の価値観に振り回されている間はまず楽しくないし、
嫉妬心で満たされ負の感情に引っ張れればダークサイドに堕ちますね。
ダークサイドに堕ちればどうなるか。単純には自らの人生に自ら終止符を打つでしょう。
最悪なのは、無差別的に破壊と殺戮を繰り返すパターン。
キミは『ダークドレアム』にでもなるつもりか?!とツッコミたくなるよね。
このどちらかですね。まだどちらにも傾いてない
『ミドルフィールドに立つ不安定なダークサイダー』は近い将来必ずどちらかに傾きます。
その前にダークサイドから抜け出せるかどうかがカギです。
それは周囲に引き上げてくれる友人など環境があれば良いですが、
ほとんどの場合は孤立無援。孤独感がネガティブな思考を呼び寄せているので、
自らの力で這い上がるのはほぼ無理。
故に上記の通り、どちらかにいずれ堕ちるのです。
大学生たちを見ていても、日本という育った環境に期待など微塵もしていないようですね、
今を何とか安く楽しむ方法は知っているようですが、
20歳代の10年間で若者が持つ特殊なチカラも失われ、ただの古ぼけた大人になるでしょう。
今、15〜20歳ぐらいの子たちを見ていると何かを背負わされて必然的に降臨して来た世代に僕には見えます。
社会の課題をガッツリとシンプルな目線で解決ゾロリしちゃう頭脳と肉体を持ち合わせてるのでは思う程に、
ニュータイプの思考に身体能力と時代が追いついてきた感があるよね。
日本や世界を大富豪の革命のように価値観から全て変えるのは、この世代がそれを実行すべく存在してるんじゃないかというぐらいに、
様々な能力を先天的に身につけ、さらに世の中にはその力を増幅させ自己実現を果たす為のデジタルツールなども揃って来ており、
一番怒らせたらヤバい面白い世代でしょう。この世代にとっては少なくとも30歳の僕の考え方、思考法、価値観ですら古いと思われるだろうという事で、
逆に学ぶべき、そのネクストジェネレーションの考える『当たり前』をベースにした生き方ができる社会にした方が世の中は圧倒的に面白くなるはずです。
世代間抗争ってのは非常にくだらないので、若者は年老いはという観点ではなく、
若かろうが歳とってようが『既得権益の甘い汁を吸える環境及び存在の破壊』と
『全てのチャレンジ精神を崇高なものと理解できない者の排除』をする事で、
次世代の若者が生きやすく、力を発揮してくれるし、強いては若者だけでなく高齢者にも都合の良い社会になるんではと。
僕の世代はある意味、次の『完成系となる世代』をジャンプさせる為の『踏み台の世代』
なのではないかと思うぐらいに、様々な能力が高いです。
ただ、その存在意義に気づけずに能力を覚醒させられずにコンビニアルバイトや単純労働で人生を終えようとしてる勿体無いコもいる。
それを理解しているのかしていないのか、若者の意見は極力聞いて、
なぜそう考えるかを理解しようと聞く耳を持つ事から若者と高齢者の共存できる社会は生まれます。
チート級のパラメータ設定で誕生してきたミレニアム世代は無欲であるし、
非常に落ち着いた達観した目を持っているし、
情報や知識に触れる事が多過ぎて実体験による経験が少ない事は微妙で、
意識高いだけの自己満足オナニーで成長が止まってしまうコもいるが、
そこを高齢世代の生の経験や知識を伝授する事で、
人間として完全形態に進化するというのが僕の持論ですね。