スポンサードリンク

ビジネス ファイナンス マインドセット ライフスタイル 仕事 地方 移住

福島県へ移住してみて丸1年。移住者は語るの巻。

更新日:

スポンサードリンク

みなさん、こんばんは。

福島県に生活の拠点を移して丁度1年経ったSHOWです。

さて、今回は首都圏から地方に移住するとどうなのか?という疑問に対してお答えします。

この12ヶ月間、様々なチャレンジをしたり、失敗をしたりした経験をつらつらと客観的に書いてみましょう!

では早速、昨年4月より主に事業のメインを東北エリアにする事にし、IT事業として動かし始めていた『地方移住支援事業』を本格的に開始すると同時に、ベンチャー事業ではすぐには売上が立たず先行投資が必要な事から、ベースの事業である『電気設備工事業』と『広告代理業』を脇でちょいちょい動かしておりました。

せっかくなので、東北全域(福島県、宮城県、山形県、岩手県、秋田県、青森県)をガンガン移動したかったのもあり、4月早々から福島県や新潟県などで電気関連の仕事を受注し、行った事のない場所で仕事をするのを楽しみながら、スキマ時間で地方移住支援事業の方も牛歩ペースで動かしつつ、開発は首都圏にいる取締役プログラマに進めてもらう感じで。




それと同時に嫁様や息子との時間も増やす事を決めていたので、しっかりと週に1日はできる限り休日を設定して、さらには朝飯と夕飯は基本的に家で一緒に食べる事、息子と一緒に入る事など、これまで東京と福島を行ったり来たりの『二拠点居住』で家族と一緒にいる時間が少なかった事を反省しつつ、ライフスタイルの変革に努めていきました。

5月になると地方移住支援事業の方で、このままでは事業として進めるにあたり、予定している計画で進まない事が見え始め、どこか自治体としっかりグリップしながら話をせねばならんなと感じている矢先、福島県で2016年1月に出会った県の外郭団体所長のツテで、東日本大震災と原発事故の被災地・葛尾村を繋いでもらう事になる。

 



ニーズとして、移住者を入れなければならない場所。それもそのはず、人口1500人程度の限界集落で、全村民が避難し、新しい生活を始め、元の住まいに戻る人は数百人程度と見積もられていた事から、外の人間に入ってきてもらわなければ、自治体の存続は難しいとされていた。

情報発信ができない。やれるプレイヤーがいない。など、全国的に過疎化している自治体に見られる傾向が思いっきり出ており、行政が失敗を恐れ何もできず、全てにおいて手遅れになり住民が不利益を被るシステムになっていた。

この事から、この葛尾村で先行事例を作る事が『地方移住支援事業』においても重要であると感じ、さらにはこの葛尾村が西日本における限界集落再興の成功事例の地として有名な『徳島県・神山町』と全てにおいて条件が似通っている事から可能性がある、逆境の中でも逆転のチャンスがあると捉えていた。

そんな事で、4月、5月、6月は主に青森県や岩手県、秋田県、山形県、宮城県など東北エリアを縦横無尽に動いていたが、7月からは葛尾村に時間や資金などリソースを集中。




その裏では本来4月より入社予定であった高校新卒の女の子を、その前の3月末に急遽『内定取消』をしなければならなくなるなど、ベンチャー企業としての資金繰りの問題も抱えていたので、資金調達をかけて事業を進捗させる為にも、様々な金融機関との交渉や既に融資を受けている東京の金融機関や保証協会、日本政策金融公庫への返済リスケや現状報告の為に飛び回り、同時に国や福島県が公募している補助金なども申請していた。

ちなみにこの女の子は春先にゴメンなさいの挨拶をした後にも、企業の考え方に賛同してくれ、今でも協力してくれており、良い関係として続いている。
福島県にウチのような企業が他になかったからと一本志願で来てくれた子だけあり、この子が地場を離れずに、学校で学んだ知識を活かした仕事が地元にない事から嫌々、仙台か東京に出なければならないと言う不条理の選択肢を迫られる中でウチの求人を見つけてくれたようで、それを裏切る形になってしまった事は経営者として本当に申し訳ない事をしたと深く反省している。
そんな事があっても、未だに協力してくれている。
縁とはわからないものだ。

今では『福島県』より『経営革新計画承認企業』となっているが、これも一枚岩では行かず、2016年3月に初回申請した時の結果は5月末時点で未承認となり、再度テコ入れして申請。
ここでも自分一人でやったワケではなく、東京のノウハウ溢れる税理士の方に協力してもらいながら進めてきた。

幾度の県庁での面談、打合せなどを経て、8月末に承認を受ける。






これだけでも説明資料として多くの資料を作成したり、面談して説明したりと、自分自身の多くの時間コストを割いていた。

実際に4月からは役員だけの企業になっていて、自分一人がメインで動いている状態に陥っていた中で、売上を立てる為の動きよりも資金工面や関係各所への説明、相談などの動きがメインになっており、非常に効率の悪い状態。

ベンチャー企業が一度、コケ始めると立て直すのが大変だという事がよくわかる。特に精神的な負担は感じないタイプなので何ともないのだが、メンタル弱い人だと逃げ出したくなるレベルの状況ではあると思う。

そんな事をしつつも、当然、葛尾村の再興がこちらとしても必要な事象である為、情報発信と移住者誘致を任務として村役場に提案。

しかし、以前から様々なところで書いている通り、限界集落。ましてや情報が全く取れていない、リテラシーの低いおじいさん方とのお話では、物事が進むスピードがものすごく遅い。






この状況はこの村の未来の為にも、誰の為にもならないと感じ、この村内で成功事例、イメージを知ってもらう為にイベントをやろうと、丁度良く7月に被災地向けの補助金の公募があった為、企画して申請すると採択を受け、11月にイベントを開催する運びになる。
しかし、8月になっても協力的でない村役場。これは仕方ない。このスピード感では誰も戻れない場所になる上に、新しい移住者も来れない場所になる。
誰が悪いかと言えば明白で、リーダーシップの取れないトップとその下にいる行政側のトップや執行部。村議会も同罪だろう。
意外にもこの状況の中、年末には村長選挙があるにも関わらず次期村長候補がいないという無責任で馬鹿げた話と、これまで無投票選挙が続き、7期連続で同じトップの元、政策が取られていた村社会を改めるには、その村のルールを知らない、関係のない『若者、バカ者、よそ者』が空気を読まずに堂々と出馬するのも一興という事で、出馬する方向で調整。

家族にも黙って、知人にも黙って、基本的に一部のこの手の話に賛同してくれる面白い若者だけと企画。

何より、話題の全くない葛尾村にとっては、東京から来た20歳代のITベンチャー経営者がゲリラ的に村長選挙にトップバッターとして手を挙げるのは新鮮で、村を広報するチャンスになると踏んでいた。

当然、寝耳に水の役場は激怒し、無理やり現職の親戚関係の人間を出馬させる。その際の村長になる気は無かった人間を無理やり出馬させようとする慌てふためく役場の姿はまさに滑稽。
こんな馬鹿げた選挙があるものかと、日本の終わりを見た気がする。
この話は別の機会に詳しく書くのでここでは割愛するが、全国の首長選挙は数多くが無投票選挙だったりする。
どこの自治体であっても、住んでいなくても、年齢の条件さえクリアしていれば出馬できる。
興味があるなら出馬してみると面白い。基本的に地元に住む若者で政治家志望の人間は真面目にコツコツと順番を待っているので、20歳代では絶対に出馬してこない。
セオリーとして地場で有名人になって、議会議員になってからとか考えて早くても40歳代に首長を狙うなど、時間をかけている。






ここに全く地元に縁もゆかりもない若者が空気を壊していく事は何の問題もないので、むしろそのような外来種の方が変革を起こしてこの悪しき文化を打開してくれると期待する地元の物言わぬ住民からの支援は受けられたりする。

是非ともチャンスと捉えて、練習の代わりでもいいから若者は25歳を超えて、政治に興味があるなら全国の首長選挙日程を調べて出馬してみよう!
ものすごく面白い。どんどんTwitterやFacebook、ネットを駆使した地元の老害たちでは展開できない選挙戦を1人でもやれるのを実感できるはずだ。

金はなくても良い。供託金は村レベルであれば50万円で済む。
これは有権者の投票数の1/10を獲得できれば返ってくるお金だし、
仮に1/10を獲得できなくても顔と名前を売る事ができる。

広告費だと思えば安いものだ。しかも、テレビと新聞に掲載されれば、その出馬候補者に興味のある人間は必ずその企業や個人のホームページやブログなどをのぞきに来る。






そこにSNSなどのリンクをしておけば、常に情報更新できる媒体でリアルタイムに考え方などを伝える事もできる。

要は自分の事を大好きか大嫌いかという人を選別する事ができる。

これが重要で『嫌われる勇気』なんて書籍も売れているが、実際他人に興味のある人はほとんどいない。

基本的には自分の事で精一杯。人の事を気にしている余裕はないが、お節介で他人のやることに口出したくなる人が一部いる。ただし、それもいっときのもので、言い続けるぐらいガッツのある人もまたいない。

逆に中途半端な事しか言わない人気者はいない。

意外にも日本人はリスクをとって、バカやってるなーという人間が好きでしょうがなく、人の失敗や不幸をまだかまだかと待ち望んでいるので半分応援に近い感情で見続けていてくれたりするもの。






そんな事で話はそれてしまったが、福島県にきた4月、5月、6月はどちらかというと電気工事業や広告代理業をやりつつ、移住支援事業をやっていたが、さすがにラチが開かないという事で葛尾村をターゲットとして移住支援事業に集中し、県内の動きをメインにした上に村長選挙にまで立候補するに至るとてもドラマチックな展開になった。

多くの人と出会い、金融機関からの督促状や催促状などもバンバンと封書で届いたり、これまでにない経験を多く積む事ができた2016年度上半期。

ヒトの問題やカネの問題も数多く発生したり、様々な思惑は交差する中で、己の芯をブラさずに真剣に突っ走る事は必ず誰かに響き、仲間を増やす事にも理解者を呼び寄せる事にも繋がるものだと実感した。






そして、企業ってのは予想通りにカンタンにダメにもなるんだけど、カンタンに潰れもしないって事。
いくら借入が多くて返せなかろうが、急に本気で取り立てて来る金融機関もなく、こちらがしっかりと事情説明を信念を持って話をすれば、なんとなーくだがリスケにも応じてくれ、例外中の例外ってのをどんどんやってくれる。

企業としての借入とは別に個人として借入を膨らませるだけ膨らませてみるという実験も同時にしているので、多重債務状態の中でそれぞれの金融機関がどのような対応をしてくるのかもデータが取れており、後半戦は裁判所からもお呼び出しがかかり、裁判所で裁判官に判決をもらうなども経験する。






そのあたりは次回にしていこう。
2016年前半戦をちょっとかいつまんで話をするだけでこのボリューム。

 

これぐらい、たった1人でも1年という期間で色々やれるという事が伝われば良いかと。
都度都度、いろいろな人と関わるのでその度に、様々な想いや考えが生まれてくるもので、冷静に淡々とやる時も喧嘩腰になる事もあるが、やはり意見はハッキリ言う必要がある。

言わない事は美徳ではない、それはあくまで嫌われたくないと言う恐れ、逃げに過ぎない。必要な事はコミュニケーションであり、伝える力。言葉だ。

せっかく顔を突き合わせて会っている時に相手に気を使って言わないなんて意味がない。

それならば、LINEやメールなどテキストのやりとりだけで充分。
アレやコレやと考え過ぎて結局何も動けない人より、とりあえず動いて見て考えてみる人の方が実戦ベースで物事を判断して経験できるから単純なリスクはあるけど面白い。

と言うワケで続きは次回ッ!








スポンサードリンク

スポンサードリンク

スポンサードリンク

スポンサードリンク

スポンサードリンク

-ビジネス, ファイナンス, マインドセット, ライフスタイル, 仕事, 地方, 移住
-, , , , , , , , , , ,

Copyright© SHOWのエンタメ地方移住譚 , 2018 All Rights Reserved Powered by AFFINGER5.